サバの豆知識
魚に青と書くサバは光魚(青背魚)を代表する魚。
・サバを読む
・サバの生きぐされ
・秋サバは嫁に食わすな
など昔からサバにちなんだことわざや言葉が多くあります。
日本人にとって最も身近な食材の一つで日本近海でとれるサバにはマサバ(ヒラサバ)、ゴマサバ(マルサバ)の2種類がいます。
★選び方のポイント
「サバの生き腐れ」といわれるように、サバは水揚げ後、すぐに死後硬直を起こして、その後の自己消化が早く、細菌による腐敗が起きやすい魚です。目が澄んで、体の色が鮮やかで光沢があり、身が固くしっかりとしていて、背が青く腹が白いものが鮮度の高いサバです。
マサバの旬は、「秋サバ」といわれるように9月~11月で、ゴマサバの旬は春から初夏がおいしくいただけます。
★栄養と働き
サバは「脂っぽい」というイメージがありますが、この脂こそ薬効成分。IPA(イコサペンタエン酸)DHA(ドコサヘキサエン酸)が含まれているからです。IPAは動脈硬化、心筋梗塞、脳卒中などの予防に効果があり、DHAは高血圧、肝臓病などの成人病予防に効果があります。
他にタウリン、ビタミンDも豊富で、コレステロールの排泄を促します。